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あるノルウェージャンフォレストキャットのつぶやき
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こんばんわ。飼い主のお気に入りのIKEAのアームチェアが快適なので、爪で引っかいてボロボロにして私にも所有権を認めさせた冬青です。

「ついに今年も来たか」と、昨夜、飼い主が言いました。
雪が「死神の舌」を連れてきたと言うので、どんなヤツが来たのかと思って窓の外をのぞいたのですが、何も見えません。ただ、強烈に寒かった・・・

雪の降った日は暖かいけれど、翌日は言葉にならない寒さ。
「死神の舌」がやって来るのは雪の降った翌日。音もなく、月と星がよく見える雲ひとつない夜空の下にやってくる。
今夜は、寒い国から海を越えて伸びてきた「死神の舌」が地上を舐めて、地上の生き物の何割かの命を静かに吸い取っていく、と飼い主は言います。
飼い主の言う「死神の舌」とは、ものすごく冷たい空気の塊のことのようです。
たしかに昨夜は家の中でストーブを焚いてもあまり暖かくならなかった。飼い主に対してもっと遊び相手をしろと毎晩要求している私でさへ、昨夜はあまり遊ばなかった。
いつも天気を調べている人たちが、「今夜は寒さに用心しろ」という注意を出していたとのこと・・・

今朝、窓の外を見ると、不自然なほどの静けさの中に、確かに「死」を感じた。体の弱っていた者たちが死んだことが感じられる。

しかし、命は絶えてはいない。木の内側、土の下、「死神の舌」の届かないところに隠れる事ができた者たちは、伏して暖かい太陽が来るのを待っている。人間には感じられないだろうけど・・・

人間によって捨てられた猫たちが、どうか「死神の舌」から逃げ切れますように。
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こんばんわ。妙に気温があったかくて戸惑っている冬青です。

いにしえの日本の古武術や合気道の世界では、座った姿勢の達人(往々にして枯れ枝のような老人だったりしますが)の身体を、屈強な大男が無理やり持ち上げようとしても持ち上げることが出来なかったり、逆に、達人が片手で押さえつけると屈強な大男が立ち上がれなかったりするようです。

同じような技を私たち猫も持っています。
私たちが座った姿勢で、両前足を使って獲物を地面との間に押さえ込む時の力は、見た目の印象よりはるかに強いことを、ご存知でしょうか。

座った姿勢で、あの跳躍力を生み出す全身のバネを一気に両前足にかけます。
すると、間に挟みこまれたものは逃げ出すことは出来ません。

飼い主が振るう猫じゃらしを、この技を使って私は時々押さえつけます。
すると、体重がたかだか3キログラムしかない私が踏みつけている猫じゃらしを、飼い主は容易には抜き取ることが出来ません。
普段は、失礼にも片手で私を持ち上げたりするくせに。
ふふ、私の実力を思い知ったか飼い主。

猫の身体能力というと、夜間の視力や跳躍力、俊敏性ばかりが注目されますが、このように、合気に通ずる技を持っているということを飼い主は記憶にとどめ、日頃から深く私を尊敬して欲しいものです。

※追記
       1日経って気が付いたのですが、この文章って、後半半分が何故か消えていたので書き直しました。忍者ブログ、最近なんか変ですよ・・・
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山々に囲まれたこの町。
飼い主宅から西に見える風景。

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こちらは東側。
飼い主宅周囲の景色は、特にこの時期に厳しい表情を見せます。
この時期の外気は「痛い」と感じる事がよくあるようです。
多くの命が活動を停止し、幾つかの命は冬を越せないと飼い主は言います。

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昨日と今日の2日間、飼い主は、この家の1番ジメジメした日当たりの悪い部屋の窓を半日開け放していた。
室内の湿度は結構下がったけど、当然、室温もかなり下がったわけで・・・

窓の外から洪水のように、いろいろなものが部屋の中に押し寄せてきた。
冷たい風、鳥の鳴き声、夏の頃とは違う空気の臭い、生の臭い、死の臭い・・・
圧倒されて、私は網戸の前に半日座り込んでずっと外を眺めていた。
確信した。冬でも命は絶えていない。伏しているだけだ。人間はそれを知識では知っていても、感じとれてはいない。
私の中で何かが変わった。隠れていたものがよみがえってきた。
飼い主も私の変化に少し気づいたみたいだ。

しかし、寒気に晒され続けると、北欧原産種の私も、やや軟便になったり体調を崩しがち。はは・・・、お恥ずかしい。
でも、短毛で外猫だった先住猫さん(故猫)はどんなに寒くでも長時間の縄張りパトロールを欠かさなかったことを考えれば、たいしたことはないじゃん。

皆様も、お風邪など召しませぬように、くれぐれもご自愛くださいませ。
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天気荒れ模様の元日。
空気も冷たく、日も当たらず、暗い空。
本日の家の周りの写真は、飼い主の心象風景でしょうか、何故かモノクロで・・・

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ああ、飼い主・・・
今年はこんな路線の写真でいっちゃうの?

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元日早々暗い写真ばかりではいけませんので、私の明るく愛らしい写真をば・・・
ああ、何故また打消し線を入れるか、飼い主!

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。(寝たままの姿勢で失礼)
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
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仔猫時代の冬青

生後2ヵ月半の冬青の姿
飼い主宅に来て3日目の夜の様子です。
複数の海外のブリーダーのサイト内にもリンクされてるようですが、実家はあくまでも日本国内のキャッテリーです。

プロフィール
HN:
冬青(soyogo)
年齢:
17
性別:
女性
誕生日:
2006/11/27
職業:
趣味:
紐かじり
自己紹介:
NFC(Brown Mackerel Tabby and White)
このブログのはじまり
(05/04)
(05/05)
(05/06)
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