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あるノルウェージャンフォレストキャットのつぶやき
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こんばんは。最近、♀なのに「男前」と褒められて困惑している冬青です。

昨日は、私が生まれる前にこの家に住んでいた猫さんの命日でした。1年前のその日の晩、その猫さんは車にはねられて亡くなりました。それは以前にもこのブログで書いてきたとおりです。即死でした。
あっと言う間に死んでしまったことは、飼い主にいろんな思いを抱かせたようです。「苦しんだのが一瞬で終わったことだけが救いだな」と言うこともあったし、「飼い主のワガママかも知れないが、せめて一日くらいは看病させて欲しかった」なんていってたこともありました。

下の写真が、その先住猫さんの遺影です。なかなか凛々しくて聡明そうな風貌です。
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元々は、仔猫の時に、飼い主の職場に空腹で迷い込んできた野良だったそうです。
当時、飼い主は山深い場所にある公的な学術施設に勤務しており、その施設で少しの間飼われていました。そこは若い職員が多く、皆から可愛がられていたそうです。上司も、最初は「オレが山のなかに捨ててきてもいい?」と言っていましたが、その後はそこで飼う事を黙認してくれたそうです。
この施設が完全な休館になることはほとんどないため、職員が輪番で彼女の面倒を見ていました。だから、飼い主と出会って死ぬまでの8年間、彼女が丸1日全くの一人ぼっちだったことは一回もなかった。多くの人から愛情を注いでもらった幸せな一生だったと言えるかもしれません。
この施設で数ヶ月暮らしたあと、飼い主が彼女を引き取り、昨年のその瞬間まで、ここで暮らしていました。

飼い主が出会った時には、彼女は痩せほそり、耳から血を流していたそうです。
飼い主は、初めて餌をあげたときの彼女の姿と声が、今でも鮮烈に眼と耳に焼きついていると言います。
彼女は泣きながら餌を食べたそうです。正確には「鳴きながら」が正しい表現でしょうけれど…。
それは、飼い主がそれまで猫の声としては聞いたことのない、体の奥から絞りだした呻き声の様な、悲しみと嬉しさが混ざり合ったような声で鳴きながら、一心不乱に食べていたそうです。「あんな姿を見るとね、ああ、コイツに飯を食わせてやってよかったな、と思ったよ」と飼い主は言います。

その後、そこが小学生の通学路に面しており、悪ガキどもが苛めにやって来たりたり、もともと其処を縄張りとしていた「地回り」の猫が苛めにきて、深夜まで残業していると猫の喧嘩の声が聞こえてきたりして、飼い主は、ここで飼うのは適当ではないなと感じるようになりました。

ガキというのは困ったものです。女の子は小さい頃から「お人形遊び」や「ままごと」を通して、可愛いと感じたものを素直に可愛がる表現が身についています。しかし男のガキどもときたら、可愛いと感じたものを素直に可愛いがる表現が身についていません。だから、仔猫だった彼女を可愛いと思って近づいても、棒でつついたりして怖がらせたそうです。
そのような事が続いて、彼女は人間に恐怖を感じ始めました。
ある日、飼い主が近づいていくと、最初、彼女は嬉しくて一直線に飼い主に向かって駆け寄ってきながら、「人間にうかつに近寄っちゃダメだ」という警戒心が突然現れ、途中で後退りをしたことがありました。
その行動に飼い主はショックを受けたと言います。「こんなことで人間嫌いになってしまうなんて悲しい」
それを機に、彼女は飼い主に引き取られました。

私の誕生日から逆算すると、彼女が亡くなった翌日に、私の命は母の胎内に宿ったそうです。それで飼い主は私を貰ってきたのだと言います。

前にも言いましたが、「生まれかわり」とか何とか、飼い主がどう思おうと勝手ですが、私は私なんでね、いちいち先住猫さんと比較したり、変な思い入れで飼われても迷惑なんですけどね、まあ、今後ともよろしくね。
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昨日、市役所の人が来て、飼い主の立会いのもと、飼い主の母親と話しをしていった。
市役所の人は母親に対していくつかの質問をしていた。
一通り話し終わると、母親は別の部屋に移り、飼い主と市役所の人だけで何やら話をしていた。
母親が不安そうだったので、普段はあんまり乗らない彼女の膝の上に乗って元気付けてやった。
内緒話は良くないよ、飼い主。

午後になって私がまったりしていると、気持ち悪い「猫なで声」で私の名前を呼びながら飼い主が近づいてきた。嫌な予感がした…
抱きかかえられると抵抗する間もなく移動用ゲージに入れられ、そのまま動物病院へ…
まあ、以前の下手くそ獣医の所には行かないと直感でわかったので昔ほど不安はなかった。

病院では、昨夜の私のウンチを細かく分けたりしなから、飼い主は獣医と何やらコソコソ話していた。
な、なんなのよ一体!そりゃあ、私はウンチと一緒に輪ゴム出したり紐を出したりするよ。悪かったわね!
挙句に、バリカンで腕の毛を刈られて注射で血を採られた。まあ、以前の藪医者に比べりゃあ格段に上手な採血で、あんまり痛くなかったんで一応我慢してやった。

返す返すも何やらコソコソと話をする飼い主め、嫌なやつだ。絶対、何かたくらんでるよ。
やつの「猫なで声」には警戒しなければ…
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皆様、ご無沙汰しております。うんちと一緒に布紐を2日たて続けに出して飼い主を呆れさせた冬青です。

飼い主の怠惰のため、皆様にお会いできず、失礼いたしました。
私の1億のファンが心配するので早く更新するよう飼い主に促したのですが、いろいろと忙しいらしく、更新を怠り続けやがりました。

まあ、仕事も大変だし、休日も病気の家族の面倒も看なけりゃならんし、私の遊び相手もせにゃならんしと、大変なことは理解してるし、私のために新しくエアコンを付けてくれたので一応許してやる。
北欧原産種の私には日本の夏はきついもんね。

まあ、そんなわけで、私は元気ですので、皆様ご心配なく。

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こんにちは。「猫じゃらしクラッシャー」と呼ばれた冬青です。

今回もまた、買ってきたばかりの猫じゃらしが壊れました。壊したんじゃありません、壊れたんです。あくまでも壊れたんです。

今回もまた、飼い主は、私が一方的に壊している様な口ぶりですが、飼い主の猫じゃらしの扱い方が下手なせいだとい見方も当然あります。
しかし、飼い主曰く、「同じように使っても、以前飼っていた猫はこんなに壊さなかった…」

ならば、猫じゃらしの耐久性が低い商品が世に満ちていると言わざるをえません。
どうした「ものづくり日本」、甦れ「ものづくり日本」

いずれにせよ、私のせいではありません。絶対違います。

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仔猫時代の冬青

生後2ヵ月半の冬青の姿
飼い主宅に来て3日目の夜の様子です。
複数の海外のブリーダーのサイト内にもリンクされてるようですが、実家はあくまでも日本国内のキャッテリーです。

プロフィール
HN:
冬青(soyogo)
年齢:
17
性別:
女性
誕生日:
2006/11/27
職業:
趣味:
紐かじり
自己紹介:
NFC(Brown Mackerel Tabby and White)
このブログのはじまり
(05/04)
(05/05)
(05/06)
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