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あるノルウェージャンフォレストキャットのつぶやき
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1年前の今日、私はこの家に来た。

以前は、母や兄弟と一緒に生活していた。兄弟は確か5人いた。
兄弟たちは何の前触れもなく、ある日突然1人ずつ姿を消した。
最後に私ともう1人が母のもとに残った。

そして1年前の今日、私は残された兄弟と遊んでいる最中に突然、今の飼い主の手で持ち上げられ、ゲージに入れられた。
オンボロ車に乗せられたとき、自分の身の上に起こっている事の重大さに気づいた。
不安で一杯だった。1時間くらいは助けを求めて鳴き続けた。
4~5時間は車に乗せられていたと思う。その間、怖くて、不安で、ゲージの中のマットの下に潜り込んでうずくまっていた。

この家に着いた。
母の臭いも、兄弟の臭いもしない。
鳴き続け、母を捜して部屋中を歩き回った。
唯一、前の家にいたときと似た臭いのする箱があった。
入ってみた。トイレの砂の臭いだった。
急に尿意が出てきて用をたした。そしたら、なんか、飼い主が喜んでた。
「何も教えてないのに自分からトイレに行ってオシッコした。なんて利口なんだ!」って…

その後、さっきまで入れられてたゲージの中に逃げ込むように入って身を守ろうとした。
そこでも不安で鳴き続けた。
飼い主がゲージの入り口の前に来て座り込んで声をかけてきた。上の写真はその時に撮られた。
手を伸ばして私に触ろうとしたので、奥へ逃げた。
飼い主はしばらくそこに座って見守ってくれていたが、なんか怖かった。

鳴き疲れて眠くなり、ウトウトしてきた。
突然眠りに落ちた。
数十秒後、眼が覚めた。飼い主の姿がない。
不安だった。なぜいない?近寄られると怖いが、いないと不安だ。この状況下で私が頼りに出来るのは、もはやこの飼い主だけのようだから…

鳴くとすぐに飼い主がやって来てゲージの前に腰を下ろした。
安心して、またすぐ眠りに落ちた。

数十秒後、また目が覚めた。飼い主いない。私が鳴く。飼い主が来る。
この繰り返しが深夜まで何度も続いた。

きりがないと思ったのか、私が鳴いても途中から飼い主は来なくなった。
だから私のほうから飼い主の寝床に行って何度も起こしたが、一応反応してくれるものの、起きてきてはくれなかった。
あきらめて、ゲージにもどって寝た。

大変な1日だったなぁ…
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仔猫時代の冬青

生後2ヵ月半の冬青の姿
飼い主宅に来て3日目の夜の様子です。
複数の海外のブリーダーのサイト内にもリンクされてるようですが、実家はあくまでも日本国内のキャッテリーです。

プロフィール
HN:
冬青(soyogo)
年齢:
17
性別:
女性
誕生日:
2006/11/27
職業:
趣味:
紐かじり
自己紹介:
NFC(Brown Mackerel Tabby and White)
このブログのはじまり
(05/04)
(05/05)
(05/06)
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